バイト履歴書の書き方を解説!学歴や資格の記入例も
2022.04.05


面接には力を入れるけれど履歴書はそれほど気を遣わない、と考えていませんか?
履歴書は正式書類であり、ルールやマナーがあります。それを守らないと常識を知らない、と判断され面接に影響する可能性もあります。
履歴書で失敗をしないためにもバイト履歴書のルールを知っておきましょう。
バイト履歴書の書き方について解説します。
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バイト履歴書を記入する際のマナー

バイト履歴書は正式書類です。そのため、基本的なルールやマナーを守って書かないと「常識がない」と判断されかねません。
バイト履歴書を記入する際のルールやマナーを7つ挙げておきます。
・黒いボールペンで書く(鉛筆など消える筆記用具はNG)
・修正液や修正テープでの修正はしない(最初から書き直す)
・空欄は作らない(記入し忘れたと誤解されやすい)
・事実と異なることは書かない
・ていねいに書く
・学校名や企業名は省略せず正式名称で書く
・入学・入社、退職などの年月日は間違いのないよう正確に記入
以上は履歴書を書くうえでの基本的なルール・マナーなので、しっかり守りましょう。
バイト履歴書の書き方

バイト履歴書のそれぞれの項目について、詳しく解説します。
基本情報欄(個人情報・顔写真)の書き方
個人情報や顔写真など、基本情報欄についての書き方は、以下の点に注意しましょう。
基本項目①日付
履歴書の日付は、基本的に面接の際に提出する場合は面接日、郵送の場合は履歴書を投函する日、またはメールの送付日を記入します。
西暦と元号が混在しないよう、年号は履歴書全体で統一するようにしましょう。漢字とローマ字の混在にも注意が必要です。
履歴書には日付を記入する箇所があるので、忘れずに記入しましょう。
基本項目②名前
履歴書に「ふりがな」と書いてある場合はひらがな、「フリガナ」の場合はカタカナで記入します。
姓と名の間にスペースを開けておくとわかりやすいです。
基本項目③住所
省略せず、都道府県から書きます。
マンション名なども省略しないようにしましょう。
「連絡先」は住所と異なる場合に記入します。
基本項目④メールアドレス
確実に連絡が取れるメールアドレスを記入しましょう。
メールアドレスを複数持っている場合は、使用頻度の高いアドレスを記入します。
ただし、在籍している会社のメールアドレスは記入しないようにしましょう。
基本項目⑤電話番号
市外局番から記入します。複数ある場合は、連絡が取りやすい番号を選びましょう。
固定電話がない場合は、「なし」と記入しておきます。
基本項目⑥年齢
年齢は履歴書に記入した日付の年齢を記入します。
基本項目⑦印鑑
印鑑を押す場合はていねいに。曲がる、かすれる、にじむ、欠ける、二重に押す、などといったことのないよう、注意しましょう。
スタンプ式ではなく、認印を使うことをおすすめします。
基本項目⑧写真
写真は3ヵ月以内に撮影したものを用意します。
カラーで正面から映っているものを。
服装にも注意し、できればスーツを着用しているほうが望ましいです。
髪型はきちんと、メイクも濃すぎないよう、好印象を与える写真を用意しましょう。
できれば表情にも配慮したいものです。
うつむきかげんではなくきちんと正面を見て、口角を上げて撮影しましょう。
明るく、積極的な印象を与える写真が好印象です。
経歴欄(学歴・職歴)の書き方

学歴や職歴の書き方について解説します。
経歴欄①学歴
・学校名は省略せず、正式名称で記入
・学部や学科も記入
・社会人の場合、大卒なら高校から、高校生や大学生の場合は中学から記入
・入学・卒業の年は西暦か和暦か表記を統一する
・学歴欄の1行目中央に「学歴」と記載
・卒業・在籍も書き忘れないように注意
経歴欄②職歴
・アルバイトを始めた時期と辞めた時期を記入
・在職中の場合は「在職中」と記入
・職歴やアルバイト歴が多い場合は、志望会社と関連する物を選ぶ
・職歴欄の1行目に「職歴」と記載
・(株)と省略せず、株式会社と書く
・所属部署も正式名称で記入
・正社員以外の場合は「契約社員」など雇用形態を記載
資格欄(運転免許など)の書き方

資格欄は仕事におけるスキルを証明するものです。
資格欄の書き方のポイントや注意点について解説します。
免許や資格も正式名称で記入します。
基本的には取得順に記入しますが、運転免許は最初に書きます。
大型自動車免許、普通自動車免許、普通自動二輪車免許といったように、正式名称で記入しましょう。
「取得」「合格」と記入するのも忘れずに。
資格は応募先の企業や仕事に関連するものを優先的に記入します。勉強中のものがあれば、それもあわせて記入しておきましょう。
アピール欄(志望動機・自己PR)の書き方
志望動機や自己PRは、応募先に対する熱意が伝わるように書くことです。
アピール欄(志望動機・自己PR)の書き方のポイントや注意点について解説します。
志望動機と自己PRは面接官が重要視する部分。
書き方のポイントは次のとおりです。
アピール欄①志望動機
応募先を選んだ理由を、具体的に書きましょう。
なぜこの会社なのか、仕事に対する思い、採用後はどのような姿勢で仕事をするかなどを記入します。
会社のどの部分に興味があるか、魅力を感じる部分を簡潔に書きましょう。
なぜほかの会社ではなく、その会社で働きたいのかが伝わる内容にすることが重要です。
アピール欄②自己PR
今まで経験したアルバイトや仕事のなかで身につけたスキルや経験談などを書きます。
応募先でそれをどのように活かせるか、が書けるとよいです。
自分の長所に関しても、仕事でどのようよい影響をもたらせるか、なども記入しましょう。
仕事に関係のない自慢話ではなく、仕事にどう活かせるかを書くことがポイントです。
履歴書を郵送する際のマナー
履歴書を郵送する際には、次のような点に注意しましょう。
一般的にA4やA5サイズのものは折らずに、A3やB4の場合は二つ折りにして封筒に入れます。
三つ折りにすると読みにくくなるので注意しましょう。
封筒に入れる際は、クリアファイルに入れると見た目もキレイです。
封筒の表面には、赤文字で「履歴書在中」と書き、赤枠で囲みます。
履歴書のみを送るのではなく、送付書を添えるとよいでしょう。
履歴書はマナーを守って好印象を与えよう

バイト履歴書は正式な書類です。住所や卒業学校名、資格や免許など省略せずに、正式名称を書くようにしましょう。
黒のペンで書くこと、間違ったら修正ペンなどを使わず最初から書き直すなど、基本的なマナーを守ることも重要です。
履歴書から性格や応募先に対する熱意などを判断する場合も少なくありません。
常識的な人物であること、マナーやルールをきちんと守れることを認識してもらうためにも、履歴書の書き方には配慮が必要です。
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