履歴書の証明写真は私服でもいい?服装・髪型・メイクなど正しい撮り方とコツを紹介
2022.05.11


アルバイトの応募時には、履歴書が必要になることがほとんどです。
履歴書は、自分の名前や住所、経歴などの情報を記入し、証明写真を貼ります。
ここで使用される証明写真を撮るときは、どのような服装が良いのか、髪形などはどうすべきかご存じでしょうか。
この記事では履歴書に使用する証明写真の正しい撮り方やマナーについての解説と服装や髪型がキレイに映るコツを見ていきましょう。
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履歴書の証明写真は私服でもいいの?

履歴書用の証明写真を撮るときは、私服でもスーツでもどちらでも構いません。
ただし、私服はどのようなものでも良いわけではないので注意が必要です。
たとえば、パーカーや柄の服など、カジュアルすぎるものは避けたほうが良いと言えます。
他にも、襟元がヨレヨレになっているものや毛玉など劣化が目立つ服も避けましょう。
顔映りが良くなるように白色の服や襟付きのシャツなどがおすすめです。
男性の場合の適切な服装・髪型

男性の場合、キリッとした表情もしくは微笑む表情で写真撮影に臨みましょう。
背筋を伸ばして顎を引き、カメラを正面に見るぐらいがおすすめです。
スーツもしくは明るい色の服を着て、髪の毛もしっかりセットしましょう。
良い例

髪の毛が明るく派手な色の場合は暗めの色に染め、黒色などの服は避けましょう。
面接のときだけ髪色を黒くするのではなく、証明写真を撮るときから面接に行ける服装や髪形を意識すべきと言えます。
悪い例

社会人の場合
社会人の場合、白無地のシャツに落ち着いたデザインのネクタイ、ネイビーや黒色のスーツを着用して写真を撮りましょう。
私服でも良いと説明しましたが、清潔感がありキッチリとした印象を与えるためには、スーツを着用することをおすすめします。
シャツは白無地の一択です。白色は顔色を明るく見せる効果があります。
色の付いているものや模様が入っているものはカジュアルな印象を与えてしまい、証明写真には向いていません。
ネクタイは、落ち着いた色やデザインを選びましょう。
ゆがんでいたり緩くなっていたりすることがないよう、撮影前にチェックしてください。
ネクタイのゆがみや緩みは写真で目立ってしまうだけでなく、だらしない印象を与えてしまうため注意が必要です。
スーツの色はネイビーや黒色など暗い色を選択しましょう。
かならず無地にしなければならないということはありませんが、柄が目立つものは避けましょう。
心配な場合は無地のスーツ着用がおすすめです。
髪型は前髪が目にかかっているとだらしない印象になってしまうため、清潔感があるようにセットしましょう。
寝癖が付いていたりワックスがつきすぎたりしている状態は好まれません。また、髪色は黒や暗めの色にしましょう。
使用する写真は小さくても細かな部分が印象を左右するため細部まで気を遣い、印象が良くなるように気を付けましょう。
アルバイトの場合
アルバイトの場合、スーツと私服どちらでも構いません。
ただし、清潔感がある服装で写真を撮りましょう。
私服で撮る場合は襟付きのシャツや、首元がよれていないキレイなシャツを選択しましょう。
顔色が明るく映るように、できるだけ白色を選びましょう。
白色以外のシャツを着てはいけないというわけではありません。
もし他の色の服を着る場合は、淡い水色やピンクなど顔色が良く映り、清潔感のある色を選択しましょう。
髪の毛は、明るすぎる色は避けましょう。
ただし、職種によっては髪色に指定がない、明るい色が好まれる場合もあるため、かならず黒色にしなければならないわけではありません。
ただし、面接時は清潔感や人となりを見られていることもあり、暗めの色にしておく方が印象は良いでしょう。
私服では選ぶのが難しいと感じる人は、スーツでも問題ありません。
清潔感もあり、きちんとしている印象を与えるため、悩んでいる場合はスーツを着用しましょう。
女性の場合の適切な服装・髪型

女性の場合、スーツもしくは明るい色のブラウスとジャケットなどを着用しましょう。
スーツで働く職場の場合はスーツを着用するとより良いでしょう。
良い例

髪色が明るい場合は暗く染め、アクセサリーなどは外した状態で撮影に臨みます。
女性の場合はメイクもナチュラルメイクを心がけ、髪が長い場合はだらしない印象にならないようにゴムでしばりましょう。
悪い例

社会人の場合
社会人の場合は、スーツの着用が好ましいでしょう。
スーツはネイビーや黒色など暗めの色を選び、シャツやカットソー、ブラウスなどは白色や明るい色のものを選びます。
顔色がよく見え、清潔感がある白色や淡いピンク、淡い水色などがおすすめです。
デザインに指定はありませんが、シンプルなデザインで露出が多くないものを選ぶと良いでしょう。
スキッパーデザインのシャツを着る場合は、通常襟付きシャツの第1ボタン部分にボタンがありません。
これはデザインによるものなので、第1ボタン以外全てのボタンを留めて着用してください。
通常の襟元までボタンがあるレギュラーデザインの場合、第1ボタンまでしっかり留めましょう。
メイクはナチュラルメイクを心がけ、ピンク系やコーラル系を使うことがおすすめです。
メイクが濃いと清潔感がなく見えてしまうため、適度なメイクが重要です。
髪が長い場合はゴムでしばり、顔回りが髪の毛で隠れることがないようにしましょう。
また、前髪が長い場合はピンでとめ、目が隠れてしまうことのないようにしてください。
ヘアアレンジなどはあまり好まれないため、清潔感があるようにしっかりとまとめましょう。
また、ネックレスやピアスなどのアクセサリーなどはすべて外します。
アルバイトの場合
アルバイトの場合は、私服を着用しても問題ありません。
パーカーなどカジュアルすぎるものは避け、ブラウスやカットソーなど清潔感があるものを選択しましょう。
正社員の場合と同じで、白色や淡いピンク、淡い水色など明るい色を選ぶと顔映りが良くなるためおすすめです。
髪色は暗めにし、長い場合はゴムでしばります。
かならず黒色にしなければならないわけではありませんが、勤務ルールとして髪色の明るさが決まっている場合もあります。
事前に髪色の規定を知っているようであれば、規定内の明るさにすることをおすすめします。
ただし、写真を撮ると思っていた以上に明るく見える場合もあるため、暗めの色が無難でしょう。
メイクは濃すぎないナチュラルメイクを心がけましょう。
ピンク系やコーラル系など落ち着いた色を使い、健康的に仕上がるように意識することがおすすめです。
アイラインなどアイメイクが濃くなると全体的にきつい印象になってしまうため、アイラインやマスカラ、アイシャドウなどは細心の注意が必要です。
アクセサリーに関しては、小柄なものやシンプルなものであれば着用したまま撮影しても構いません。
ただし、心配な人は外して撮影に臨みましょう。
証明写真でキレイに映るコツは?

ここからは実際に撮影するときに気を付けるコツを見ていきます。
ポイントをおさえて撮影することでキレイに映り、印象が良くなります。
ぜひチェックし、証明写真を撮るときに試してみましょう。
コツ①
写真を撮るときの基本とも言える姿勢ですが、背筋を伸ばし、顎を引いて目線とカメラを合わせましょう。
写真では姿勢が見えないから問題ないと思う人もいるかもしれませんが、猫背になっていたり顎が上がっていると横柄な態度に見られたりやる気がない態度に見られたりと、良くない印象につながってしまいます。
背筋を伸ばし顎を引き、目線とカメラの位置が水平になるように撮影しましょう。
コツ②
証明写真の撮影前は、表情筋をほぐして自然な表情ができるように準備しましょう。
証明写真は歯が見えない程度に微笑むと印象が良く見えます。
ただし、履歴書用に証明写真を撮るとなると、緊張して自然な表情ができない場合もあります。
事前に頬や口、口角を動かしてリラックスしておくことで、撮影時に自然な表情が作りやすくなります。
男性も真顔ではなく、歯が見えない程度に軽く微笑む方が印象良く見られるため、自然な表情が作れるよう準備しましょう。
コツ③
写真を撮影するときは、膝上に白色のハンカチを置くことでレフ版の効果を得られ、顔色良く映ります。
膝の上におくので、ハンカチ自体が写真に入ることはありません。
写真撮影時にフラッシュが光りますが、さらにハンカチによって明るい顔色になり、くすみなどが映りにくくなります。
角度を調整したり置く場所に悩んだりすることはないので、ぜひ試してみましょう。
履歴書の証明写真の基本をおさらい

履歴書の証明写真の基本をおさらいしておきましょう。
・縦4.0㎝、横3.0㎝で利用する
・写真は面接の3か月以内に撮影したもの
・胸上から顔全体が入るように撮影する
・背景は無地の白、グレー、青
・写真は再利用不可
・証明写真の裏に名前と撮影日を記入し、のりや両面テープで貼りつける
証明写真は個性をアピールするものではありません。
服装や髪形などのルールを守り、清潔感があり採用したいと思えるものを用意しましょう。
近年、証明写真に使える写真が撮影できるアプリなどもありますが、過度な加工は避けましょう。
また、証明写真は3か月以内に撮影したものを履歴書に貼るようにしましょう。
1年前に撮影したものなどあまりに髪型や雰囲気が異なる写真を使用することは、応募先に対して失礼になります。
採用されるためにも3か月以内に撮影したものを使用することや、以前使用した写真の使いまわしは避けましょう。
証明写真は裏面がシールになっているわけではないため、ノリや両面テープで貼り付ける必要があります。
はがれないように貼り付けますが、万が一はがれてしまっても誰のものか分かるように氏名を記入しておきましょう。
履歴書用証明写真のサイズについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
スマホの証明写真用アプリの利用はいい?
近年、履歴書などに利用できる証明写真をスマホで撮れるアプリが出ています。
自宅で手軽に撮影でき、背景など自分好みのものを選択できるため、利用する人は増えているでしょう。
スマホアプリを使用して写真撮影することが悪いわけではありません。
自分で写真を撮るとなると、正面ではなく斜めからとってしまう場合や、目の高さとカメラの位置に高低差ができやすくなってしまいます。
意識して撮ったとしても自分では気づかないズレが生じることもあるため、注意しましょう。
また、肌の加工や修正などが可能な場合もあるため、よりよく見えるようにと過剰に加工してしまう場合があります。
加工や修正が過剰な写真は違和感が生じてしまい、実際の面接時に良くない印象を与える可能性があります。
加工などを利用するときは、肌の色や肌荒れを補正する程度にしておきましょう。
履歴書の証明写真の使い回しは避けよう

履歴書用の証明写真を使いまわすことは避けましょう。
証明写真の撮影、印刷は安いものとは言えません。
準備や撮影の手間や金額を考えると、使いまわしたい気持ちが生まれるかもしれませんが、応募先に対して失礼にあたるため絶対にやめましょう。
使いまわした証明写真はしわが寄っていたり汚れが付いていたり、写真がはがれやすくなってしまう可能性があります。
証明写真は毎回新しいものを用意し、キレイな状態のものを履歴書に貼り付けましょう。
履歴書の書き方について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
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まとめ

履歴書で利用する証明写真は、清潔感や好印象を与えるための工夫が重要です。
服装に悩む場合はスーツの着用がおすすめです。
髪型は目にかからないようにセットしたりピンでとめたりして、顔の印象が明るくなるようにしましょう。
写真ではあまり伝わらないのではないかと思われる姿勢ですが、実は写真写りに大きな影響を与えます。
背筋を伸ばして軽く顎を引き、目線とカメラの位置が水平になるようにしましょう。
好印象を与える証明写真を撮影して、履歴書の作成や面接に臨みましょう。
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